<フリーランス持続化給付金>出産で前年の収入が低い場合は?
こんにちは、志香(ゆきか)です。
乳児を育てながら、フリーランスでカルチャー講師をしています。
新型コロナウイルスの影響で、
仕事が無い、減った、など大変な思いをしている方たちは多いと思います。
特に個人事業主の場合は、会社に雇用されていないため、
より厳しい状況になっているのではないでしょうか。
私も、3~5月までのレッスンが丸ごと休みになり、
もちろん補償もありません。
オンラインレッスン等で工夫し、収入ゼロは免れましたが
やはり普段に比べるとぐっと落ちてしまっています。
今話題になっているのが、「持続化給付金」です。
感染症拡大により、営業自粛等により特に大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧としていただくため、事業全般に広く使える給付金を給付します。
引用:中小企業庁
詳しくは中小企業庁のホームページをご確認下さい。
要するに、コロナ等の影響で収入が減ってしまった分を
少し援助しますよ、ということで、大変ありがたいお話です。
給付条件をざっくり上げると、
(1)2019年以前から事業により事業収入(売上)を得ており、今後も事業継続する意思があること。
(2)2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月(以下「対象月」という。)があること。
引用:中小企業庁
ということなんですが、私の場合困ったことが1つ。
前年(2019年)は、出産をしたため丸3か月休んでいます。
その後も、すぐにお客さんが戻らなかったりで、
ここ数年では飛び抜けて収入が少ない年でした。
ここと比較すると、50%減にはなりません( ;∀;)
そんなー!!!
と思って調べていたら、朗報が。
同じ状況の方が声をあげて下さっていた方、
その声を聞き確認して下さった方がいるようです。
持続化給付金。
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) May 15, 2020
「2019年に出産育児でほとんど収入がなかった。昨年の収入比較だと給付金の申請できない」という相談がありました。
今日、中小企業庁に確認したところ、そういう場合は、下記資料の「証拠書類の特例」の「その他相当の事例」に当てはまると考えられ、(続く) pic.twitter.com/NlwKubAby6
その場合、2018年分の確定申告書類または、2019年の市町村民税等の申告書類等で申請可能とのこと。
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) May 15, 2020
下記資料(添付写真)の「その他相当の事由」には、出産、災害や入院も当てはまると考えられるとのことでした。
該当する方は、諦めずトライしてみていただければと思います。 pic.twitter.com/x7fEScT5ef
出産などで2019年の収入が低い方は、
2018年の収入を基準にすることができるようです。
これは嬉しいですね!
もう計算すること自体も諦めていました…
以前書きましたが、
個人事業主(フリーランス等含む)で働くメリットは多々ある反面、
こういった事態に何の保証もない、という危険性があります。
snow-moon-stone.hatenablog.com
場合によっては短時間で大金を稼げるかもしれない、
その代わり最低限の収入も保証されない。
そして、産休すらも存在しない、それが個人事業主です。
メリット・デメリットを理解して個人事業主になったんでしょ?
と言う意見も理解はできるのですが、
何でも「自己責任」と言いすぎてしまうのはどうかと、
日々思っているところですので、
今回のような(給付金等の)対応は、大変嬉しく思います。
さすがに今回は、歴史的な非常事態なので
ここまで踏まえて行動することは無理ですし。
保証が無いことは理解していたつもりでしたが、
今回の事態でより実感しました。
コロナも第2波がくると言われていますし、
他の感染症などで同じ事態になるかもしれません。
こういったリスク管理を、もっとしっかりしていかなければ!
とりあえず、今回は給付金というありがたい制度がありますので
該当しそうな方は、ぜひ調べてみて下さい。
読んで頂き、ありがとうございました。