子持ちフリーランス妻のゆるゆる貯金生活

働き方の多様性、無理のない節約、子育て。

<家計簿>割り振りを決める前に必要なこと

こんばんは、志香(ゆきか)です。

 

結婚すると、「家計はどちらが握るか」で揉めると聞いたことがあるのですが

皆さんいかがでしょうか?

 

私の考えは、「家計管理」は家庭内の役割の1つと思っています。

仕事、育児、家事、の仲間であり、重要な仕事です。

 

主婦がやっているイメージが強いことから、

妻の仕事、と思っている方も多いようですが、

「得意な方がやる」のが一番だと思います。

 

我が家の場合、私の方が明らかに向いていたので

私が管理をすることになりました。

(FPの資格を取ったのは結婚後です)

 

今回は結婚後の家計のやりくりについて、書いていきたいと思います。

 

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項目分けをする前にまず大事なのは、

「夫婦での意見のすり合わせ」です。

「現在、将来、どのような生活を求めるのか」を話し合う必要があります!

 

漠然と貯金をしなきゃ、と言っても

夫婦で温度差があることが多く、

「十分貯金ができているのに妻(夫)がケチケチしている!」

「将来の貯金が全然足りないのに、夫(妻)が協力しない!」

と揉める元になるんですね…。

 

住宅ローンの相談などでも、収入に応じてアドバイスをされることが多いですが

大事なのは「収支」なんです。

求める生活水準は人によって異なります。

世帯年収が1000万でも、支出が900万の家庭と、500万の家庭では

組める金額は全く違うに決まっています。

 

ちなみに、私たちの親世代がやっていたような

・妻は主婦(子供が落ち着いたらパート)

・子供は2人以上

・子供の大学の学費までは出したい

・新築の家を買う

・老後は習い事でもしてゆっくり

というのは、相当高収入でないと厳しいです。

 

給料も上がらず、年金は減り続け、物価は上がり、

寿命が延びているので、同じようにはいきません。

 

親がやっていたからできるだろう、と漠然と思っていると

将来大変なことになりますのでご注意下さい

 

 

高収入でない限り、残念ながら何かを諦めることになります。

これを、夫婦でしっかり話し合う必要があります。

 

何でもかんでもは手に入らないんです!

 

我が家は、あまり夫婦喧嘩はしないのですが

お金に関する意識の差は、なかなか意見が合わずに苦労しました。

 

2人で話し合ったところ、

・子供に習い事くらいはさせてあげたい

・子供の大学費用までは出したい

・将来、介護など子供に負担はなるべくかけたくない

・老後は元気なら働くが、少しは夫婦でゆっくりしたい

という意見は一致しました。

 

更に夫はのんびりしているので、

「家はこだわりたい」「子供は2人欲しい」

と言うんですが、これが私の計算上無理なんですね(;'∀')

 

夫の会社の同僚たちは、子供は3人、奥さんは専業主婦、

やたらと大きな家を買っているので、

(ほぼ給料は同じだし)自分もできるだろう、と思っているのだと思います。

 

私の親も「何で皆そんなにお金があるんだろう」

が口癖だったんですけど(笑)

多分これ、「将来必要なお金」の認識が違うんだと思います。

(もしくは、何も考えていないか…?)

 

大学は奨学金で行ってもらえばいい、

定年後もずっと働けばいい、子供に面倒を見てもらえばいい。

 

こう考えれば、今使えるお金はずっと増えるので

少々ローンが上がっても、子供がもう1人いても大丈夫かもしれません。

 

人によって感覚は大きく違ってくるので、

まずしっかりすり合わせをしてから、

月々どれくらい貯金していきたいのか考える→割り振りを決める

という順番になります。

 

当たり前と言えば当たり前なんですが、

意外とここがズレてしまっている夫婦が多いような気がします。

 

節約、貯金は夫婦で協力が鉄則なので、

肝心な部分を抜かしてしまってはうまくいきません。

夫婦間では何事も、話し合いは大切ですね。

 

 

後日、割り振りについての続きを書く予定です。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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