子持ちフリーランス妻のゆるゆる貯金生活

働き方の多様性、無理のない節約、子育て。

育児分担、大切なのは時間だけでなく「意識」

こんにちは、志香(ゆきか)です。

 

 

今回は夫婦の役割分担のうち、「育児」について書いていきます。

 

 

先日書いた記事の中で、

snow-moon-stone.hatenablog.com

 

「家事は家計負担の割合に応じて分担」

「育児は2人で」と書きました。

 

育児を夫婦2人でしていくことについて

以前に比べれば浸透してきたなとは感じますが、

まだまだ母親の負担は大きすぎるようです。

 

「専業主婦なら家事育児全部やって当たり前でしょ?」

みたいな意見すら見かけます。

 

私は、家事はともかく育児は、

「収入に関わらず2人でするもの」と思っています。

お父さんが仕事で疲れているのは分かるし、

「稼ぐことだって立派な子育て!」という意見も、

分からないでもありません。

 

ただこれって、自らATMまっしぐらですけど、良いんでしょうか…(;'∀')

しかも妻の方がこれを言うと、「子供より仕事のが大事なの!?」と批判されるという(笑))

 

何も私は、(というかほぼ全ての母親は)

稼いでいる夫に対して「主婦と同等時間、育児をしろ」なんて思っていません。

不可能ですし。

 

腹が立つのは「他人事だと思っている」こと

子供のことで何か相談しても、「君の好きにしたらいいよ」と丸投げ。

子供の夜泣きも「朝早いのに寝れない!」と自分のことだけ。

離乳食に関する知識も全くなし。調べようともしない。

 

全て奥さんが用意した上で、ようやく渋々やるとか

もしくは喜んでやるけど、「俺ってイクメン!」という言動を取る。

 

誰の子供ですか!?

 

仕事が激務の父親もいるでしょうが、全く育児に関われないほど

多忙な人が一体どれくらいいるでしょうか。

 

初めての子育てで、知識がないのは母親だって一緒。

分からないなら、本を読むとか、スマホで調べれば良いだけ。

 

寝不足ではどうしても仕事に支障が出るなら別室で寝るのも

まぁ妻が良いなら良いかもしれませんが

夜泣きの対処などを一緒に調べる、

翌日が休みの日に交代する、などはできると思います。

 

離乳食だって、毎日作ったりあげたりすることはできなくても

進め方を勉強することはできます。

週末だけでもあげていれば、子供が何をどれくらい食べているのか、

大体は把握できるはずです。

 

言われたことを言われた時にやるだけでは、

母親に何かあった時どうするのでしょうか。

 

1人で子供、見られますか?

稼ぐことは本当に大事なことで感謝はすべきですが、

収入が無くなったからと言って、すぐに路頭に迷うわけではありません。

(そのために貯蓄、保険など考えておきましょうね)

 

でも、育児を常にワンオペでやっている母親に何かあったら、

すぐに子供の命に関わります!

 

ミルクの量を激しく間違えたり、変なものを食べさせたり、

体調や安全に気を付けられなかったら、本当に危険です。

 

 

母親にもしものことがあった場合、

現実的には実家などに頼ることになるかもしれません。

実家が良いならば頼ることは問題ないと思います。 

 

でも、父親が「子供の世話の仕方が分からないから」と言って

実家に頼るのはおかしくないでしょうか。親失格です。

 

母親で「できない」人は聞いたことがない

最近では、子育てしながら働く女性も増えています。

夫よりも稼いでいる人もいるでしょう。

 

ただ、どれだけ稼いでいても

「おむつが替えられない」

「離乳食のあげ方が分からない」

女性って、聞いたことがないです。

 

もちろん探せばいるでしょうが、

男性に比べたら圧倒的な差ですよね。

男性だったら「仕方ないよね」みたいな雰囲気もありますが、

女性だったらさんざん言われます。

芸能人で凄く稼いでいる人であろうと、批判の嵐です。

 

(多くの)母親は、どれだけ仕事が忙しくても

「自分が主体になっている」んですね。

仕事をしていれば保育園や実家などに預けるでしょうが、

子供のことは自分で把握して、あくまで「預ける」だけ。

「育てて」もらうわけではないと思います。

 

これに対し仕事が忙しい父親は、

妻に「育ててもらって」いる人が多いイメージです。

 

※ちゃんと育児しているお父さんもいることは、承知しています!

 

このあたりがまだまだ「育児は母親の仕事」という名残でしょうか…

ということも言いたいんですけど、それだけではなく

 

「女性はできているんだから、男性もできますよね!」

 

ってことです。

結局のところ当事者意識がないだけで、できないはずはないと思います。

 

ましてや男性は産んでいないのですから、

体調面に変化はないでしょうし。

 

「当事者意識」を持ってほしい

仕事で忙しい父親が、子供の関わる時間が少ないのは仕方がありません。

でも

「いざという時、ちゃんと子供の世話ができる」ようにはしておくべきです。

 

何度も言いますが、自分の子供なんですから。

 

休日くらいは子供と関わって、実践する。

子供の起きている時間に帰宅できなくても、

調べる、勉強することはできるはずです。

 

親戚の子ではないのですから、きちんと「当事者意識」を持つべきだと思います。

 

女性自身の意識はどうでしょうか?

近頃は「全て男性が悪い」みたいな記事に溢れていて、

嫌気がさしている方もいるかもしれません(笑)

 

ちゃんとしている方には失礼な話で、申し訳なく思います。

 

ただ実際、今の日本ではそれだけ

「男性の育児不参加」が問題になっているのだと思います。

 

女性の方も少し意識を変えた方が良いんじゃないか、

と思うこともあります。

 

女性自身が「育児は母親がしないと」

と思い込んでいるケースもあるような気がします。

妻がそう思って行動すれば、

夫は「自分は関わらなくて良い」「手伝いだけすれば良い」

という意識になってしまいます。

 

子育て専業主婦は収入はありませんが、卑屈になる必要は全くありません。

妻が家事育児を担っているから、夫が働けるのです。

(もちろん夫が働いているから、妻と子供が生活できますが

 これは鶏と卵みたいなものだと思っています)

 

感謝することは大切ですが

「夫に養ってもらっているから」「夫は仕事で疲れているから」

と卑屈になって、夫が育児をしないことを「仕方ない」と諦めてはいけないと思います。

 

自分自身が、昔からの考えに縛られていないかも

一度考えてみて下さい。

 

 

 

読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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