【貯められる家計】住宅ローンを組むメリット
こんにちは、志香(ゆきか)です。
先日の記事で、
snow-moon-stone.hatenablog.com
車はローンを組まずに購入した方が良い、と書きました。
では、より多くの人がローンを組んで購入する
「住宅」はどうでしょうか?
昨日は「ローンを組まないと買えないものは贅沢品」と書きましたが、
賃貸にしろ持ち家にしろ、住むところは必要なので
車以上に「必需品」となります。
購入しなくても、そこそこの金額の「家賃」が発生するため
住宅に関してはちょっと事情が異なります。
多くの場合は、住宅購入する際はローンを組んだ方が良いと思います。
ローンで住宅を購入するメリット
単純に一括購入が難しいからというだけでなく、
住宅ローンならではのメリットがあります。
住宅ローン控除
正式名称は「住宅借入金等特別控除」と言います。
控除とは、医療費控除に関する記事でも触れていますが、
snow-moon-stone.hatenablog.com
簡単に言うと「必要な経費のぶん、収入を無かったことにしていいよ」
という制度です。
この経費(控除)が多ければ多いほど、支払う税金が安くなります。
10年以上のローンであること、自分が住むための家であること等の条件を満たすと、
ローンの年末残高の1% 税金が戻ってきます。
これが10年間(10回)適用されます。
住宅ローン控除は税額控除(算出した所得税から直接引ける控除)なので、
金額が大きいのが特徴です。
年末残高が3,000万あれば、30万円です。
返済していけば毎年残高は減っていきますが、
10年間で250万近く戻ってくる計算になります。
この制度により、あまり「頭金を入れない方が賢い」とも言われています。
頭金は手元に残しておいて、10年後、控除がなくなった時に
まとめて繰り上げ返済をする方がおすすめです。
※控除額の上限40万円です。
また、控除額以上の税金を払っていなければ、もちろん戻ってきませんので
高ければ高いほど良いわけではありません!
団体信用生命保険
いわゆる「団信」と呼ばれる保険があり、
ほとんどの金融機関が、住宅ローンを組む際に加入を義務付けています。
ローンの契約者に万一のことがあった場合、
保険金でローンの残額を精算するという制度です。
これは非常に大きなメリットです。
夫婦どちらかに収入が偏っている場合は特に重要です!
例えば、主な収入を担っている夫が死亡したとします。
家が賃貸の場合、残された妻や子供が家賃を払わないと
住むところがなくなってしまいます。
ローンを組んで住宅を購入していれば、
月々のローンは保険で支払われるので
お金を払わずに、そのまま家に住み続けることができます。
まとめ
住宅だけは例外として、ローンを組んで購入した方が
多くの場合はお得になりそうです。
そもそも一括購入できる人は少ないでしょうが( ;∀;)
頭金も、多く払えば良いとは限らないので
色々なパターンで試算してみましょう。
いくらお得な制度があるからと言っても、
住宅ローンも借金であることに変わりはありません。
金額も(恐らく)人生で最大の出費になるほど大きいです。
身の丈にあった住宅を選ぶことは、
将来の貯金のために非常に大切です!
読んで頂き、ありがとうございました。