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「泣いてもいいよ」ステッカーの話から思ったこと

こんにちは、志香(ゆきか)です。

 

たまたま目にした記事で、

赤ちゃん「泣いてもいいよ」ステッカーについて、というものを見つけました。

子育て関連の記事は、つい読んでしまいます。

 

 赤ちゃん「泣いてもいいよ」ステッカー広がる 親のマナーに苦言も

 

公共の場所での乳児の「泣き声」に寛容になろうと、「泣いてもいいよ」と書かれたステッカーを配布する取り組みが広がりを見せている。少子化の中、保護者の心理的負担を軽減して子育てしやすい環境づくりにつなげようという狙い。賛同する自治体も続々と名乗りを上げているが、「泣くのはいいが、親は放置せずに子供をちゃんとあやして」と苦言を呈する意見も。子供を育む社会のあり方に一石を投じている。(略)

出典:産経新聞 赤ちゃん「泣いてもいいよ」ステッカー広がる 親のマ

ナーに苦言も

 

色々考える人がいるんだなぁ…と感心しますが

やはり「苦言」があるんですね。

 

ちなみに、ステッカーの目的としては

 

スマートフォンなどに貼り付けて「気にしなくて大丈夫」という意思を表明し、街中などで子供が泣き出したときに保護者の心理的な負担を和らげようというもの。(略)

 

出典:産経新聞 赤ちゃん「泣いてもいいよ」ステッカー広がる 親のマ

ナーに苦言も

 

 だそうです。

以前、「ひよこボタン」というアプリを聞いたことがあるのですが

意味合いとしては似たようなものでしょうか。

(赤ちゃんが泣いてしまった時「気にしないでいいよ」の意味で「ピヨピヨ」と鳴らす、といったものだったかと)

 

ステッカーの反応としては、

こうした動きについて、ツイッター上では「素晴らしい取り組み」「趣旨には同意」と、子育て世代を中心に歓迎する声が上がっている。

 ただ、「泣くのはいいけど、(親は)放置しないでちゃんとあやしてね」「泣くのは(乳児が)不快だからなのに、『泣いてもいいよ』という文言は何か違う」「どこまで寛容を求めるの? いい加減にしてほしい」などと、違和感を表明する書き込みもみられる。

 世田谷区の担当者も、「『(ステッカーについて)自分たちが子育てしている時代はなかった。そこまでしなくてもいいのでは』と、年配の女性から電話があった」と明かす。(以下略)

 

出典:産経新聞 赤ちゃん「泣いてもいいよ」ステッカー広がる 親のマ

ナーに苦言も

 

うーん…私は今、0歳児がいるのですが、どちらの気持ちも分かります。

 

ベビーカーから降ろすのって、1人だと結構大変です。

ただでさえ大荷物だし、ベビーカーはベルト等しっかりしているし

ちょっとの距離なら「このままでいいかな」と思ってしまいます。

だっこしたからといって泣き止むとは限らないし。

 

これを「放置してる!!」と言われるのはちょっと…キツいかな、と。

 

「不快だから泣いている」とも言い切れないと思います。

子供は意味なく泣くこともあるし、不快だったとしても

瞬時にそれを取り除くのは困難です。

 

電車内で授乳やおむつ、着替えなどはすぐにはできないし

これも少しくらいなら「泣いていいよ」で良いと思うのですが。。。

 

でも、「迷惑」と思う人の気持ちも分からなくはありません。

出産する前は、子供がどんな時にどう泣くかなんて知らなかったし

音に敏感な方なので、泣き声や奇声は正直苦手でした。

 

「子供の声を”迷惑”なんてありえない!」

 

という意見は、さすがに行き過ぎかと思います。

 

不快な音、耐えられない音量は人によって違って当たり前で、

それが「赤ちゃんの泣き声」「子供の声」だからと言って

「不快に思うな」というのは無茶苦茶です。

 

「(子連れにも)色々な事情がある」という意見も必ず出てきますが、

仕方ない事情があっても、迷惑をかけている側が開き直るのは

やっぱりちょっと違うかなと私は思います。

この「色々な事情」は、産んでから凄く実感しましたけれど( ;∀;)

 

それにしたってちょっと厳しいなぁ…

と思うのは、「子連れ様」なんでしょうか?

 

ステッカーも、貼りたくない人は貼らなくて良いだけだと思うんですけど

「寛容を求めるな」になってしまうんですね。

 

電車など公共の場なら、子供が泣いてしまった時

 

「泣くのは赤ちゃんの仕事だよ」

「うるさいけど仕方ないよね」

「うるさい許せない」

 

と、それぞれ感じることは違うはず。

 

「大丈夫だよ」って思っても

なかなか行動に移せない人が多いから

ステッカーやらボタンやらが作られているだけですよね。

 

それにすら苦言を言う人は、

「大丈夫だよ」と思うことすら否定しているのでしょうか。

 

 

そもそも、「子連れ」ってそれだけで目の敵にされているというか、

かなり厳しい目で見られている気がしてしまいます。

親(特に母親)だというだけで、もう「子連れ様!」と決めつけているような風潮さえ、感じてしまいます。

 

先日、ベビーカーで5列になって歩いているママさん集団を見て

「えー!」と思ったんですが。

さすがに非常識でしょ、と。

 

でも、そもそもショッピングモールで5列で歩くこと自体、

常識的ではないですよね?ベビーカー関係なく。

 

それが「ベビーカー」「子連れ」というだけで

10倍くらいひどい人みたいな扱いをされてしまう。

 

確かに場所は取りますが、キャリーバッグとかカートとか

他にも場所を取っている人はいます。

 

横並びで歩く、電車で大声で話す、歩きスマホ、通路を塞ぐ、など

やっている人は大勢いるのに

それが「親」だというだけで、「最近の親は!」と凄い言われよう。

 

もちろん皆がやっているからやっていい、とは全く思いません。

けど、「親」というだけで本当に本当に厳しい目で見られるのは、

ちょっと悲しいなぁと最近よく感じています。

 

更に、

「私たちの時代にはなかったからいらないだろう」

みたいな意見も、なかなかつらいものがありますね。

 

そう言う方も、きっとその方のお母さんの世代からしたら

「最近は便利なものが多くていいわね」

と思われていたと思うんですが…

 

自分はそうならないように、気を付けたいものです。

 

 

結論⇒迷惑をかけている側が「仕方ないでしょ」はNG

でも、子連れというだけで厳しすぎる目で見るのはやめてほしい。

   

ステッカーなど、使いたいなと思う人はどんどん使って欲しいです!

子供を連れて出かける際、「迷惑をかけていないか」と

常に気を張っています。

こういった優しい心掛けを見つけると、凄く救われます。

 

読んで頂き、ありがとうございました。

 

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